【2023年版】パチンコ店が多い都道府県ランキング

2023年1月23日 | 業界・地域分析

パチンコ店

レジャー産業の中でも特に店舗数が多いパチンコ業界。かつて30兆円産業といわれた市場規模は半減近い16兆円超に縮小しましたが、それでも一大娯楽産業であることに変わりはありません。
今回は、当社の企業データベース(電話帳情報 ※1)を元に、「パチンコ店(※2)が多い都道府県ランキング」や、過去3年間における店舗数の推移を集計しました。


※1 2023年1月集計データ。当記事では、電話帳の登録件数を「店舗数」としています。
※2 パチンコ・スロット併設店も含まれています。


データの集計方法について


  • 集計元のデータベースは、当社が全国の企業電話帳を1,140種類の業種(ジャンル)に分類したものです。今回はその中から「パチンコ店」の情報を使用しています。すべての施設を網羅したものではありません。また、実態とは異なる場合がありますのでご了承ください。
  • 人口10万人当たりの施設数は、「人口推計(※)」の都道府県別総人口を元に、日本ソフト販売株式会社が算出しました。
    ※「人口推計(2021年(令和3年)10月1日現在)」(令和4年4月15日公表)
    出典:総務省統計局ホームページ  https://www.stat.go.jp/data/jinsui/2021np/index.html


■目次(クリックすると各項目に移動します)

ランキング 【2023年版】「パチンコ店」が多い都道府県ランキング
【表-1】パチンコ店数 都道府県ランキング(2023年1月データ)
年推移 パチンコ店数の推移
【表-2】全国のパチンコ店数 年推移(2020~2023年 各年1月データ)
=まとめ= 右肩下がりで減少のパチンコ店
新登場「スマスロ・スマパチ」が回復の起爆剤となるか?

【2023年版】「パチンコ店」が多い都道府県ランキング

人口のわりにパチンコ店が多いといえば‥‥の あの県が2位に後退


「パチンコ店数(絶対数)」を都道府県別にみると、北海道が454店で1位となっており、愛知県が423店でこれに続いています。3位以降は、東京都、神奈川県、大阪府、静岡県、福岡県、兵庫県、埼玉県、千葉県、の順となっています。これら上位10都道府県の面々は人口規模10位までの都道府県と一致しており、人口が一定水準以上(最も少ない静岡県で約360万人)の都道府県は例外なくパチンコ店の数も多いことを示しています。
とはいえ、人口規模8番目の北海道が1位で10番目の静岡が6位、逆に人口が突出した東京都や神奈川、大阪は、人口当たりの数でみるとそれぞれ47位、44位、42位と最下層。単純に人口が多い順に店舗数も多いわけではない、ともいえます。

一方、人口比ランキング(10万人当たりの店舗数)では、福井県が14.21店で1位。前年同月時点では1位だった鹿児島県(14.02店)は、今回は僅差で2位となりました。ここ数年の当社データを遡ると、鹿児島県はずっと人口比1位をキープしていましたが、2023年1月、ついにその座を明け渡すこととなりました。3位は岩手県の12.79店、4位・大分県(11.49店)、5位・長崎県(11.41店)と続いています。
また、10位ランクインを地方別に見ると、九州の4県と東北の3県が目立っています。一方、関東勢は、10位以内だけでなく20位以内にも全く入っていないのが印象的です。


【表-1】パチンコ店数 都道府県ランキング(2023年1月データ)

順位 都道府県 店舗数 人口10万人当たりの店舗数
( )内は人口当たりの順位
1位 北海道 454 8.76(13位)
2位 愛知県 423 5.63(33位)
3位 東京都 348 2.48(47位)
4位 神奈川県 294 3.18(44位)
5位 大阪府 290 3.29(42位)
6位 静岡県 268 7.43(24位)
7位 福岡県 254 4.96(34位)
8位 兵庫県 240 4.42(38位)
9位 埼玉県 228 3.11(45位)
10位 千葉県 226 3.60(41位)
11位 広島県 221 7.95(18位)
11位 鹿児島県 221 14.02(2位)
13位 茨城県 178 6.24(31位)
14位 宮城県 175 7.64(21位)
15位 福島県 167 9.22(12位)
16位 長野県 158 7.77(19位)
17位 岩手県 153 12.79(3位)
18位 岐阜県 150 7.65(20位)
19位 熊本県 149 8.62(15位)
20位 長崎県 148 11.41(5位)
21位 新潟県 141 6.48(29位)
22位 青森県 132 10.81(10位)
23位 岡山県 130 6.93(25位)
24位 大分県 128 11.49(4位)
25位 宮崎県 117 11.03(8位)
26位 栃木県 116 6.04(32位)
27位 愛媛県 115 8.71(14位)
28位 福井県 108 14.21(1位)
29位 秋田県 107 11.32(6位)
30位 山口県 101 7.61(23位)
31位 石川県 97 8.62(15位)
32位 京都府 93 3.63(40位)
33位 群馬県 85 4.41(39位)
34位 三重県 78 4.44(37位)
35位 高知県 74 10.82(9位)
36位 香川県 72 7.64(21位)
37位 山形県 69 6.54(28位)
38位 島根県 66 9.92(11位)
39位 滋賀県 64 4.54(36位)
40位 鳥取県 62 11.29(7位)
41位 和歌山県 61 6.67(27位)
42位 徳島県 60 8.43(17位)
43位 山梨県 54 6.71(26位)
44位 佐賀県 51 6.33(30位)
45位 富山県 49 4.78(35位)
46位 沖縄県 47 3.20(43位)
47位 奈良県 39 2.97(46位)

ランキングは当社の企業データベースをもとに作成しています


1,140業種に分類した全国の企業情報(電話帳情報)を、テキストデータで提供するサービスについて、詳しい情報を掲載しています。


パチンコ店数の推移(2020~2023年 各年1月データ)

3年間で24.7%減 2023年1月は辛くも7,000店台をキープ


2020~2023年の1月データで比較すると、全国のパチンコ店数は年々減少しています。 しかも、2021年は前年同月比3.8%に止まっていた減少率が、2022年は11.0%減、2023年12.0%減と2ケタに広がっています。この結果、3年間で24.7%減、数にすると2,310店が電話帳から姿を消したことになります。
長期に亘り減少傾向の業界ではあるものの、2020年1月時点は9,000店を超えていたパチンコ店数が、2023年1月は「辛くも7,000店台」というところまで減ってしまいました。


【表-2】全国のパチンコ店数 年推移(各年1月データ)

パチンコ店数
2020 9,371
2021 9,012
2022 8,023
2023 7,061

パチンコ店 年推移

=まとめ= 右肩下がりで減少のパチンコ店 新登場「スマスロ・スマパチ」が回復の起爆剤となるか?

当社データは電話帳の登録件数を元に集計していますが、パチンコ店数の統計としては他にも警察庁の「風俗営業の許可数(営業所数)」があり、毎年年末時点の数が公表されています。それによるとここ5年(2017年末~2021年末)一貫して減少傾向を辿っており、当社データと同様の傾向を示しています。

日本生産性本部が発行する「レジャー白書2022」によると、2021年の市場規模は14兆6,000億円の横ばいで推移しています。パチンコ参加人口は720万人で、前年から10万人増加しました。しかし、ピーク時が3,000万人で、減少が進んだ2019年でも890万人だったことを考えると、10万人の増加は「横ばいに近い微増」といったところ。
コロナ以前から市場全体が長期減少傾向にあったところへ、コロナ対策による入場制限や時短、利用控え等が店舗数減少をさらに加速させ、入場や時間の制限がほぼなくなった2022年に入っても回復の道すじが見えていないのが現状です。

また、2022年1月末に旧規則機を撤去して新たな法律の規則に基づく新規則機(射幸性が低い遊技機)に入れ替えなければならない期限を迎えたことも、店舗減少要因の一つとなりました。この入れ替えに伴う負担に対応できず閉店を余儀なくされたパチンコ店は少なくないようです。

業界では2022年11月、電子情報のみで借りたメダル枚数や持ちメダル枚数を管理する新しいパチスロ機「スマートパチスロ」が登場。2023年1月からは次世代パチンコ機「スマートパチンコ」の導入も始まり、休眠層や新規客の掘り起こしなど回復の起爆剤として期待が高まっています。
ただ同時に、導入に大きな設備投資をともなうものであるため「資金余力がない店の間でさらなる淘汰が進むのではないか」といった懸念も広がっています。


本記事は当社の企業データベースをもとに作成しています


1,140業種に分類した全国の企業情報(電話帳情報)を、テキストデータで提供するサービスについて、詳しい情報を掲載しています。


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